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発熱外来

【発熱外来について】

 

※ 受入れ態勢の準備が整うまでの間(開院後しばらく)閉めさせていただきます。

 

当院は高齢者、神経難病患者様の利用が多い施設であるため、①38度以上有する患者様、②37度以上かつ風邪症状を有する患者様の一般外来待合室への入室はお断りさせて頂いております。定期外来受診の患者様の場合は、クリニック入口を入ってすぐ右側に発熱外来入口がございますので、そこの発熱外来待合室で待機していただくこととなります。また、定期外来日でない方(当院初診の方も含む)で、発熱外来の受診希望者様に関しては、電話対応(今後状況により他のデバイスも検討)とさせていただき、発熱流行期、その日の発熱外来受診者数に応じて受診時間調整、車待機、外来待合室案内を指示いたします。ただし定期一般内科・脳神経内科外来を1人で行いながらの発熱外来対応となるため、状況により大変申し訳ないですが外来受診をお断りさせていただくこともございますので、どうかご理解の程よろしくお願いいたします。

【発熱外来受診患者様の症状・病名】

当外来では発熱とそれに伴う、倦怠感、関節痛、食思低下、鼻汁、咳、痰、咽頭痛、嚥下痛、頭痛、頻尿、残尿感、排尿時痛、下痢、皮膚発赤・疼痛等の幾つかの症状を有し、困っている方を診ます。発熱の原因を診断するため、十分な問診、診察で疑い病名を想定し、必要あれば相談の上検査を追加し、その時の最も適した治療を行えるように診ていきます。

発熱外来受診者の主な診断名は、呼吸器・耳鼻咽喉科系(感冒、咽頭喉頭炎、扁桃腺炎、気管支炎、気管支肺炎、肺炎)、消化器系(急性胃腸炎、大腸炎)、泌尿器科系(膀胱炎、腎盂腎炎)、皮膚科系(蜂窩織炎)となります。髄膜炎、腹痛を伴う発熱(胆のう炎、腸閉塞、腹膜炎など外科的要素が強いもの)、不明熱(膠原病関連、腫瘍、慢性感染症)に関しては、より詳細な検査が必要となりますので、連携室を介して精査可能施設へご紹介いたします。

【検査機器】

当院の院内検査では、採血による炎症反応(白血球数、CRP)の評価、胸部レントゲン検査(AI診断導入による見逃し率低下)、尿検査で炎症評価(細菌等の同定は不可)、インフルエンザ抗原キット検査、インフルエンザウイルス感染AI診断検査、新型コロナウイルス抗原キット検査、コロナPCR検査を行うことができます。

 

*インフルエンザウイルス感染では発熱後24時間以上経過しないと、インフルエンザ抗原キット検査では陽性とはなりにくいため。早期外来受診の場合は偽陰性となる可能性が高くなります。そこで当院では喉頭写真を撮りインフルエンザ感染AI診断検査を行うことで、発症24時間以内の診断率を向上させ、治療開始することができます。この検査では鼻腔を介した咽頭ぬぐい液を採取する必要が無いため、苦痛を伴わず容易に短時間で検査可能です。ただし発症24時間以上経過すると従来の抗原キット検査での診断率が高くなるため、検査方法を使い分けております。    

*新型コロナウイルス感染の早期診断や抗原キット陰性(偽陰性)に対し、コロナPCR検査で正確な診断結果を提供できます。発熱のない者、以前の表現では濃厚接触者の検査は、ご家族・友人・職場での感染拡大を懸念されての受診と思いますが、診療にあたり保険適応がないため自費検査となりますのでご注意ください。

【治療】

基本的には内服薬で対応いたします。感冒薬、抗生物質、咳止め、去痰剤、解熱鎮痛剤、整腸剤、制吐剤等の処方が中心となります。ご相談の上、処方薬をお出し致します。点滴に関しては、発熱に伴う脱水症状に対しては対応可能ですが、抗生物質等の点滴加療は対応しておりません。

【精密検査および入院加療が必要な患者様について】

発熱精査で入院加療が必要な患者様に対しては、最寄りの救急指定病院(中頭病院、県立中部病院、中部徳洲会病院)と連携し、入院での加療継続依頼の対応をさせていただきます。また、当院の検査のみでは十分な精査ができない場合も、同様に最寄りの救急指定病院と連携し、しっかりと対応させていただきます。

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